導入されたお客様から正直な意見をお聞きしました。
諫早市:Fit LIFE DESIGN株式会社 様
「ほっとキッチン」を導入したきっかけを教えてください。
坂枝社長:開設の準備段階で、昼食をどう提供しようかと悩んでいました。ほかの業者も検討したのですが、味やコスト面で折り合いませんでした。
知人から「ほっとキッチン」さんを紹介され、試食したのですが、第一の感想は「すごく美味しい!」。
もう一つは、厨房スタッフを自社専属で雇うのが難しい、ということでした。外部に委託すれば、われわれはケアに専念しながら、安定的に食事を提供できます。最大のメリットは、「手間いらず」なこと。料理を単純に温めて、盛り付けて、出すだけですから、調理のスキルに関係なく、誰が作っても簡単に提供できる。重要な価格面も、むしろ「安いね!」というぐらいでした。これらが導入の大きな決め手でした。即決でしたよ。
ほっとキッチン導入から丸6年になりますが、好評なメニューを教えてください
坂枝社長:早いですね。僕は6年間、毎日「ほっとキッチン」のお昼ご飯を食べています。やっぱり献立のレパートリーが多いし、飽きないですね。
──そこは栄養士が工夫して、試行錯誤をしながら、頑張ってくれています。
坂枝社長:だから飽きないんですね。普通は、市販のお弁当屋さんでも飽きるじゃないですか。 気に入ったご飯屋さんですらも、飽きますよ。
──日常の食事だから、そう感じるのかもしれないですね。素朴な家庭料理を提供しているので、飽きがこないのかもしれません。
坂枝社長:最近すごくいいなと思うのは「ご当地メニュー」。利用者さんからの反響もいいんですよ。例えば、「富山の○○です」など、紹介カードを出してくれますよね。食数分もらえますから、「今日はこの料理でした」と、利用者さんの連絡帳にも挟めるんです。するとご家族とも「今日はこんなメニューを食べたんだ」と、会話も弾んでいるようです。
──他に、社長ご自身が好きなメニューはありますか。
坂枝社長:ご当地メニューで出るラーメンが楽しみですね。利用者さんにも好評です。麺類はやはり食べやすいですから。特に今は、新型コロナウイルス感染症の影響で、旅行が制限されていることもあり、旅気分を味わえて嬉しいのではないでしょうか。
今後、弊社に期待することや、改善してほしいことはありますか
坂枝社長:利用者さんは、嚥下機能や咀嚼機能などレベル差があって、調理を一律に提供するのが難しい面もあります。
現状は、常食か、刻んで提供するか、柔らかいムース食か、というレパートリー。できれば、それらの中間ぐらいで、食の形態のバリエーションが増えるとありがたいです。
──確かに、バリエーションの要望は多いですね。
坂枝社長:難しいのであれば、いつものメニューを、中間のニーズに沿った形にする方法、技術がないか。こちらが一手間加えることで、ニーズに応えられないか検討してほしいです。実現すれば、新たなマーケットや需要を広げられる気もします。6年間食べ続けているので、味は大満足ですよ。
新型コロナウイルスの対策や、
気づいたことをお聞かせ下さい
坂枝社長:たぶん誰もが、苦労という面では同じだろうと思います。
まったく経験したことがない感染症でしたし、対策も分からないことだらけでした。最初は戸惑いしかなかったですが、改めて気付かされたこともありました。
例えば、学校が一斉休校する中で、「介護事業所を閉めてください」という要請は出ませんでした。高齢者の方々にとっては、必要とされるサービスであり、ライフラインのような役割も果たしているの
だと再認識できました。誇りに思えましたね。だからこそ、我々が責任を持って、感染を防がなければという意識が強まりました。
介護業界自体が、従来から3K職場だと言われ、ネガティブな印象が強い中で、「介護職こそ、世の中に必要とされている」とか「社会の中でこんな役割を担っているんだ」という誇りも高まりました。
感染症が広がったことはもちろん残念なことですが、一方で、自分たちが社会に求められる役割を、改めて再確認できた機会でもありました。スタッフにもそうした思いがあるから、自粛活動を続けてくれているのだと思います。会社全体で「流行らせない。持ち込ませない」との高い意識で、現場に臨んでくれています。
──例えば食事の時間も、配置などが変わりましたか。
坂枝社長:食事の時間はマスクを外されるので、飛沫防止シートで完全に囲っています。食事が終わったら、マスクを付けていただきます。「感染者を出さない」というプレッシャーが、消えることはないですね。早く収束してほしいですね。
ショートステイのオープンにあたっても、「ほっとキッチン」を選択された理由は何でしょうか
坂枝社長:大きなメリットは、1食あたりのコストですね。しかも、一定の品質が保たれており、「手間いらず」ということ。
ショートステイなので、開設の人員基準に栄養士が入ります。栄養士自身でメニューを考えるのは、とても楽しみな仕事ですが、その一方ですごく大変な仕事でもあります。栄養士独自でやりたいメニューがあれば、「ほっとキッチン」の料理を活用して、アレンジすることもできる。
栄養士の時間的コストや、労力低減を手助けできます。
宿泊型をやるということで、通所だと1食だけだったのが、丸1日だと3食になるわけです。栄養・食事管理に関する比重が大きくなります。食材の注文や、在庫の管理が必要ですし、一から作るとなると、衛生上の観点から保管義務も生じます。それを考えると「ほっとキッチン」さんに頼めば、諸々任せられる。我々で一から30食を作り、管理するとなると、ほぼ無理なんです。時間的コストなど総合的に見て、「ほっとキッチン」さんしかないだろうという感じです。
長崎市:社会福祉法人ながよ光彩会 様
導入するきっかけ
現在、ほっとキッチンを利用させていただいている特養は、開設からもうすぐ丸3年になります。特養開設時、特殊食が将来的に多くなるこが予想されること。また、代表のとにかく美味しい食事を提供したい!という想いがあり、ほっとキッチンはじめ、外部委託の試食や説明も受けながら、自社でできるよう設備を整え、自社スタートで決定しました。美味しい食事を提供するため、管理栄養士を3名雇用しましたが、2人が退職し、大学を卒業したばかりの管理栄養士1名でスタートする環境となり、管理栄養士として教えてもらえる環境がなくなりました。そこで、どこか管理栄養士として任せられる所、美味しい食事を提供してくれる所ということで、再度、ほっとキッチンに依頼し、改めて検討させていただきました。
ご提案に来ていただいた際、完全調理済みでも、ひと手間加える商品でも変わらないということ。目の前で試食の準備をしてくださったからかもしれないですが、野菜の触感がきちんと残っているというのがすごく印象に残っています。味に遜色なく、代表はじめ私も、施設長達も、ほっとキッチンがよいのではないかということになり、みんなでほっとキッチンにしようと決め、導入させていただきました。これが、導入のきっかけ、導入に至る流れになります。
不安点はありましたか?
不安点はないです。むしろ、その時の管理栄養士(1人)に任せということがすごく不安な状態でした。ほっとキッチンの中には、きちんと管理栄養士が在職しています。また、他の導入施設に提供しているメニューも見せてもらいました。ただ、うちの厨房が離れたところにあるというだけで、むしろここに不安があったからこそ、安心の方がある。
導入してみての感想
導入当時、管理栄養士含め、厨房の負担がとても減ったと思います。それは、絶対です。もし、最初から自分達で調理ということになれば、朝、今より早く出勤しなければならないか、夕方もう少し残り、翌朝の仕込みをしないといけない。準備や仕込みに時間を取られることに関しては、厨房・管理栄養士の作業というのは減りました。管理栄養士が全くいないということを考えれば、とてもありがたい環境をもいただいていると思っています。ただ、今後、管理栄養士としてもっと勉強していきたいという立場なので、今のままでは勉強させることができない。だからこそ、今後は、ほっとキッチンの食事を利用しながら 、どこからアレンジできるものなのかなど、しっかり意見を聞いていきたいと思っています。
今後の展望
目指したいのは、各ユニットの厨房で調理をすることです。ユニットで調理できる環境ができれば、自前調理をやっているようであるけれど、バックにはほっとキッチンがいてくれる。それが一番幸せです。ほっとキッチンを利用しながら、新しい形ができればいいかなと思っています。ほっとキッチンの食事をベースにアレンジをし、アレンジしたこのメニューが大好評だったよ!というような。
例えば、麺にご飯は食べきれないという意見が多かったから、うちでは、麺の日のご飯はなくしました。ただ代わりに、おやつの時にいつもより少しカロリー高めの物を提供し、1日の栄養バランスを補うようにしています。うちのこのユニットは、辛い物が好きだからというようであれば、炒め物に辛い物を混ぜ合わせて提供する。というように工夫していく方がいいと思うんです。工夫は、まだまだあると思うんです。管理栄養士や厨房にやりがいを持って働いてもらう為に、ご利用者様に安心安全なお食事を提供するという環境があることは大前提で、チャレンジしていけるような環境をつくっていきたいです。
担当管理栄養士のコメント
働き始めて、初めてほっとキッチンさんの食事を食べた時や、献立表を見た時、すばらしいと思いました。私も大学で献立を作ったりしてきましたが、献立のバラエティがたくさんあり、味付けの仕方も色々あり、感動しました。クックチルなので、一度冷却した食材を厨房で温め、提供するのですが硬くなってしまう時もあります。温め方の工夫もしていますが、どうしたらよいのか分からない時もあります。
ほっとキッチンを利用しながら、新しい形ができればいいかなと思っています。ほっとキッチンの食事をベースにアレンジをし、アレンジしたこのメニューが大好評だったよ!というような。
現在、3カ月に1度、管理栄養士さんが実際に施設内の栄養会議に参加していただいています。参加していただけることによって、その場で意見交換ができ、とてもよいと思っています。顔の見える関係は本当に大切です。ほっとキッチンさんのように、大きな工場で働かれている管理栄養士と、エンドユーザーとして食事を提供する管理栄養士との意見交換は、とても大事なことだと思います。
この他にも多くの施設様からお声をいただいております
・Web受注システムでの注文や数の変更も簡単にできるのが良い。また、アレルギー対応や好き嫌いに対する対応が可能なのも良い。
・食事の量的にちょうど良い量で、新メニューも入り献立に工夫を感じられる。昼食時に付くデザートを利用者様は楽しみにされています。
・麺類や煮物系が美味しいと好評です。揚げ物の主菜が固いことがある。(天ぷら系)
【長崎県大村市 特別養護老人ホーム・ショートステイ A様より】
以前は施設内の厨房でスタッフが買い出しをして作っていましたが、食材が偏ってしまったり、コスト面でも無駄が多くありました。
ほっとキッチンさんの給食に変えてから、たくさんの食材や骨のない魚等が使われており利用者様にも食べやすいと好評です。
また、配膳するのも手間がかからず、私共のような少人数のスタッフの施設でも容易に準備する事ができ助かっています。
配送の面でも不安がありましたが、台風や積雪の日でも必ず届けてくださり感謝しています。
【佐賀県佐賀市 有料老人ホーム Y様より】
ご利用者様もとても喜んで召し上がられ、職員も、自宅にも配達してくれれば助かるのに!!と言っています(笑)
敬老の日やクリスマスなどの行事の際も、とても豪華です。
台風の時も長崎からの配達、工夫をしていただいて対応してくださり、とても信頼できる会社です!
味・価格・調理のし易さどれも満足。
担当営業の方の、親切で細やかな対応も継続してお願いしている理由の1つです。
いつもありがとうございます!!
【福岡県福岡市 デイサービスセンター М様より】
・担当の方の迅速な対応に感謝しております。
・週に1回の変わりご飯や麺類は評判が良く、毎回楽しみにしていただいてます。
・メニューの偏りや味付けが少し薄いなどの意見もありますが、その都度ご報告させていただき、改善へ努めておられとても助かっています。
・行事食は回数も頻繁なため、特別感が感じられるのは魅力の一つだと思います。行事カードが一緒に配られる面も素晴らしい気配りだと思います。
・最後に私たち職員も含め、入居者様からのご意見で、「品数を減らしてもらってもいいので一つ一つの味がしっかり付いていた方がいい」とありました。今後ともよろしくお願い致します。
【鹿児島県薩摩川内市 有料老人ホーム・グループホーム K様より】
以前の業者さんは、味噌汁は付いておらず具材を考え、食材を購入して作っていましたが、ほっとキッチンさんは味噌汁も付いているので総合するとコストが下がりました。利用者様の残食もびっくりするほどなくなりました。入退院時の食数調整も2日前まで可能なので助かっています。
職員もメニュー表を見て、食べたい日は注文するほどです。行事食等々の配膳に添えるお品書きなど気配りも抜群です。
私的には、ほっとキッチンニュースを楽しみにしています。
【熊本県熊本市 有料老人ホーム・グループホーム・小規模多機能ホーム N様より】